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強盗殺人や殺人の時効(正確には公訴時効)は現在25年です。

今日7月17日、殺人事件などの時効廃止を、法務省が最終報告にまとめました。

早ければ、今秋にも法制審議会というところで「刑事訴訟法改正」が審議、国会で成立も。

理由1
被害者遺族の感情を反映したものです。

理由2
英米などの先進国で殺人事件の時効がない。

理由3
DNAなどの科学捜査が進化。

問題点1
時効は刑事事件だけでなく、飲み屋のツケなど民事事件などすべてにあります。時効は法律の大原則です。

これは時間がたつと事実や証言がはっきりしなくなるためです。

先ほどの飲み屋のツケの時効が一年なのもそうです。
つまり加害者(客)の「権利」も守る意味があります。

いつまでも何年も前のツケを請求されても困るのです。

問題点2

予算です。
警察検察官裁判所の労働負担増加です。

殺人事件の場合も「お宮入り(未解決)」事件を引きずると大変です。資料が膨大になります。

問題点3
弁護士の集まりの日弁連も反対です。

証言が曖昧になったり、証人の死亡などで弁護しにくくなり、「冤罪、えんざい」事件になる可能性もあるのが理由です。

問題点4
殺人事件の時効は2,005年に15年から25年に延長されたばかり。



余談1
ちなみに税金も五年の時効があります。

余談2
犯人が国外に逃亡したら「時効の中断」と言って、帰国するまでの間、時効期間はカウントされません。
ドラマによく出てきます。


余談3
テレビ朝日の人気刑事ドラマの「相棒」や「臨場」(横山秀夫原作)など見てると時効の勉強になります。

余談4
日経新聞夕刊よると殺人事件以外の事件の時効廃止ないし延長も同時に検討されています。
例としては
強姦致死(強姦したら死んだ、時効15年)
傷害致死(殴ったら死んだ、時効10年)
危険運転致死(飲酒運転したら交通事故で人が死んだ、時効10年)
自動車運転過失致死(交通事故で人が死に、さらにひき逃げした、時効5年)です。


余談5
殺人事件の「構成要件」には殺意が必要です。つまり殺意がなければ殺人事件になりません!
交通事故には「殺意」はありません。

交通事故では誰もが加害者になる可能性があります。

交通事故まで時効廃止はあまりに酷かもしれないです。

まとめ
時効廃止は、喫煙禁止、監視カメラの増加、飲酒運転の厳罰化などと関連しています。

このままでは「息苦しい社会」になる、という少数意見も大切です。

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