裁判員制度の欠点とひまな内に見るべき映画

裁判の陪審制の映画を明日とか面接の方は見ましょう！

お勧めはポール・ニューマン主演の「評決」です！

古典は「１２人の怒れる男たち」（ヘンリーホンダ主演）、


ケビン・コスナー、ション・コネリー主演の「アンタチャブル」も陪審制を考える上で大切です！

西部劇のグレース・ケリーが初の主演女優となった「真昼の決闘」も陪審制を考える原点の映画です。

英米の陪審制の基本は裁判官、検事、警察官の三者とも腐っていたら？が基本です。

「権力」は腐っている、腐る可能性ある、と考えています。

また過去の判例に左右されすぎる。日本なら最高裁判例に影響されています。いまでも



実際に検察庁内部の不正を告発しようとした大阪高等検察庁の検事が、テレビ局に入る前に検察庁に逮捕される事件もありした！

数年前の話ですが本当の話です。


いまの裁判員制度はどうか。

まだ始まったばまかりです。

確か読売新聞？の社会面にアメリカで陪審をやった日系人のコメントがありました。

この日系人は日本の裁判員制度はおかしい！と言っています。
陪審にプロの裁判官混じると結局、裁判官の言いなりになると言うのです。


過去の「判例」にこだわる裁判官の意見が大きく反映されるようならどうなるのでしょうか？

今までの裁判と同じことです。

アマの裁判員はプロの裁判官に大きく影響されています。

裁判官に関係なく市民が素人判断で判決を

判決を自分たちだけで出さないと意味がありません。

そのへんを「評決」「アンタッチャブル」は見事に描いています！


また地裁判決が無罪で、裁判員が参加しない二審で有罪判決となるケースがあったらどうするのか!

一審無罪ならそれで終わりにすべきです。

そのための裁判員制度です。


まず読書
苦手なら古典映画です。
取材先にバカにされて相手にされなくなります！

暇な内定者は入社したら見れませんよ！
インテリ相手の取材あります！

忙しくては理由にならないです。

取材先に無視されますよ。

内定目指している方も面接官とのやりとりで大切です。

またいま働いているＯＢＯＧの皆さんも


見るべき映画
陪審制以外の映画


日本映画
「雨月物語」溝口健二監督

小津安二郎監督「秋刀魚の味」「麦秋」「秋日和」「小早川家の秋？」

小津監督の弟子の山田洋次監督の「学校」「家族」「男はつらいよ」

小津安二郎監督、溝口健二監督とあわせて「三バカ監督」の成瀬監督は「山の音」です。
世界の黒沢明は「生きる」「七人の侍」「用心棒」「赤ひげ」「隠し砦の三悪人」（スターウォーズのモデル）など
「デルス・ウザーラ」（ソ連映画だけど黒沢明監督作品、アカデミー外国語映画賞作品、つまり日本人監督のアカデミー外国語映画賞は黒沢明が最初です！おくりびとより遥か先です）

外国ならソ連のエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」「イワン雷帝」

アメリカのヒッチコック監督、俳優なら「十三階段」「バルカン特急」「鳥」

女優ならオードリーヘップバーン、キャサリンヘップバーン「招かざる客」（主演は「夜の大捜査線」の黒人初のアカデミー俳優のシドニー・ポアチエ）


「脱出」「キーラーゴ」「サブリナ」「アフリカの女王」「カサブランカ」などのハンフリーボガードが素晴らしい！


ヒッチコック監督の「西北西に進路を取れ」やモナコ王妃になったグレースケリーと共演の「裏窓」のジェイムズ・スチュワート、


「エデンの東」のジェイムズディーン、

「史上最大の作戦」や西部劇のジョン・ウエイン

ユダヤ人差別を雑談ライターが告発する「紳士協定」「ローマの休日」のグレゴリーペックなど見てください！

「ボーリングフォーコロンバイン」マイケル・ムーア監督

ジャーナリスト物は「キリングフィールド」です。「ローマの休日」（武田鉄矢主演のパクリ映画が面白いらしい、ビルマで有名）

フランスは俳優のジャンギャバンなどの作品

日経新聞作文題

日経新聞作文題は「変える」800字数、60分でした。

日経新聞はＥＳ選考の後にいきなり面接と作文試験がありました。

二次面接以降は明後日ぐらいに発表です。

朝日新聞読売新聞とNHKにぶつけます。

秋採用NHK新聞各社作文題

読売「働く」でした!
参加千人

中日新聞の作文課題も「働」でした。参加百人

NHKの作文は「私は日本社会のここを変えたい！」がテーマでした。60分で800
参加千五百人

共同作文題は【遺産】でした!70分の1000字
参加三百人？


朝日新聞「日本の曲がり角」

800字 60分
参加千人

つまり、総合すると日本は曲がり角で変えるのは「若者たちがもっと働く」こと。
それが正確と言うかマスコミ幹部の希望のようです。
若い皆さんへのメッセージのようです。

共同通信

共同通信と読者

共同通信は加盟社に記事を配信しています。

加盟社は新聞部数や視聴者の数に応じて負担金を払っています。加盟社以外は利用出来ないのです。

したがって共同通信は株式会社ではなく財団法人です。

地方新聞ではたまに外電（海外ニュース）で共同○○記者と名前を出します。
これは極めて稀です。共同通信の名前が出るのは衆議院議員選挙の当落予測調査などの世論調査ぐらいです。

国内ニュースなどは日経新聞サンケイ新聞中日（東京）新聞を読んでも共同通信の名前はありません。

阪ゼミメーリングリストでＳさんが共同通信の面接で「東京新聞読んでいて共同通信の名前が分からない」のは当然なのです。


また新潟日報信濃毎日新聞などの地方新聞は見出しやニュースの紙面での扱いも指示します。

また共同通信の配信の時に地方新聞社内では「ピーコピーコ共同通信からお知らせします」と言うアナウンスが流れます。

横山秀夫の原作でNHKドラマ「クライマーズハイ」でピーコは鳴っていました。

あと朝日新聞などが号外で流す特大ニュースは「ガンガン」「ゴンゴン」と音が近います。

金大中死亡と高野秀行の本

金大中（きんたいちゅう）韓国元大統領が死亡
（すでに今週末の試験には載らない。しかし日本政府との付き合い含めて新聞幹部は知っているので要注意です）85歳

１９６１年韓国議員に


１９７３年８月九段下のグランドホテルでＫＣＩＡ秘密工作員に拉致される。JR高田馬場駅近くの原田ビルに数週間監禁され、石川県から船で韓国に連行（日本政府は黙認）

金大中を拉致指示したパクチョンヒ大統領が部下に暗殺される。

その後も軍事独裁政権が続く。
すべてクーデターによる流血の「政権交代」

１９８０年
光州で反乱、暴徒化して事件の「首謀者」として金大中また逮捕される。


１９８１年
当時韓国を支配した全斗カン軍事独裁政権から死刑判決受け、アメリカ政府の介入で保釈、亡命

ノテウ、キムエイサン独裁政権のインチキ選挙で二回連続して敗北した。

１９９７年の韓国で初めの「公正」な選挙で大統領に

２０００年に平壌を訪問、「太陽政策」で初の朝鮮半島での南北首脳会談

この年、金正日も賞賛した映画「ＪＳＡ」が大ヒットした。

同年
金大中にノーベル平和賞（金正日にはなし）

２００２年サッカーのワールドカップが日本と韓国で開催
金大中は天皇皇后両陛下と決勝を観戦

天皇皇后両陛下の旧植民地の指導者、とのスポーツ観戦は初めて。

詳しくは朝日新聞朝刊に





お勧めの本
高野秀行の本


阪東は本多さんの朝日新聞社会部の後輩です。
本多さんは当時社内ではまったく評価されていなかったが、エスキモーアラビアニューギニアの辺境３部作は有名だがそれに劣らない力作だ。

国家天下を語るブンヤジャーナリズムもかないません。

「アジア新聞屋台村」も面白いです。

メディアの役割の基本を考えさせられました。
鶴巻教室のある平岡アパート（もともとは早大探検部が多数すんでいた。いまも女性の探検部員がいる）の２階にいた探検部ＯＢのライターの高野秀行さんの作品の「ワセダ三畳青春記」は酒飲み本屋大賞を

高野秀行さんの本はＪＲ高田馬場駅前の「芳林堂」の「集英社文庫」に並んでいます。大型書店にも。

外に「幻獣ムべンベを追え (集英社文庫)」がお勧めです
。
このルポはフリーのライターか学生しかできない。

サラリーマン記者は絶対に不可能です。
最大傑作は「アヘン王国潜入記」です。

高野氏はビルマの反政府ゲリラの支配地域に、ゲリラの司令官の許可を得て（この交渉も大変）で「村」で半年以上生活した。

そこで実際に、アヘン（ケシの花を栽培、その「汁」のこと)を収穫して、自分もアヘン中毒（一時）に。

アヘンを精製するとモルヒネ（ガンなどの鎮痛剤)、ヘロイン（麻薬）になります。

英語版、ビルマ語版などは海外で隠れたベストセラーに）

阪東も１９８２年ごろ、週刊新潮編集者時代にビルマに行った。
反政府ゲリラ地域に行こうとしたが、日本大使館領事にとめられた。

そのときはタクシードライバーと入国審査で言った。

いぶかる審査官にセイセイ堂々と１００円ライターを賄賂で渡し、入国した



マスコミは当時入国不可で、ルポはかかずにTBSラジオに出演して話をした。
ロンジー（男性もはく伝統的腰巻スカートカート。すずしい）を着て喜んでいた。
それもなつかしい。

高野さんによるといまのビルマでははいていないらしい。