８７円１４銭を突破しました。輸入品はますます安くなります。

今日２６日１２時２０分、１ドルが円に対して８７円１４銭を突破しました。
１４年ぶりのアメリカドルに対しての円高です。

いままで百円のアメリカ製品（牛肉とかコーン、大豆とか）が８７円１４になったのです。
日本円の価値が高くなったので円高と言われます。

百円ショプ、ユニクロ、スーパー、作業用品のワークマンなど儲かります。

一方、自動車や電機メーカーなど輸出メーカーは真っ青です。
さらに輸入品が安くなります。
デフレーションがますます進みます。

デフレーションは消費者にはありがたいです。
しかし日本の機関産業の自動車や電機、鉄鋼、造船、建設機械などの輸出メーカーのボーナスはますます安くなります。

消費が落ち込むとデフレーションはますます景気悪化につながるかも知れません。

ただし、円とユーロ（イギリススイスなどを除く欧州のお金）や豪ドル（豪州、オーストラリアのお金）の為替レートは変わっていません。
アメリカドルだけが価値を低下させています。

アメリカドルは世界一の通貨です。アジアの国はアメリカドルとペッぐ（連動とか固定）しています。

日本の輸入品は中国などアジアが多いです。

経済は複雑ですが一度覚えると楽になります。

イタリア賞を受賞したＮＨＫドラマ「ハゲタカ」（アメリカの金持ちがハゲタカのように日本の企業や不動産を買っていたことを描いたドラマ）を見てください。