５５年体制

時事用語解説

●八ッ場（やんば）ダム
八ッ場（やんば）ダム（群馬県に建設中の都民や埼玉など関東の県の水を貯める、洪水防止のためのダム）
の建設中止を巡り読売新聞が社説で建設継続と主張した。
９月２日の社説に。 ４日の編集手帳でも。

朝日、東京、サンケイ新聞は「建設中止」の論調です。
民主党の政策支持です。

読売新聞は自民党支持というか民主党反対です。

毎日新聞は４日の紙面（社会面）で群馬の現場の声を。
スタンスはやや凍結反対です。
毎日新聞は現場の記者の判断を優先させる傾向あります。



「日本の新聞の不偏不党の立場はおかしい」。
阪東はフランス留学時代に、

政策支持を明確にする欧州の新聞が面白いと思った。

不偏不党は日本の風土？でしょうか？




●５５年体制

1955年
左派社会党と右派社会党が合流して日本社会党に。
同年
保守も自由党と民主党が合同して自由民主党に。

さらに
日本共産党が地下から地上に出た。

（亡くなった宮本顕治元委員長が権利を握り、武力革命で政権と取る方針から議会主義で選挙で政権を取る方針に転換した。武力革命路線時代は地下活動（非合法）をしていた。


つまり戦後の混乱から、二大政党時代に突入した。

ちなみに鳩山兄弟の祖父一郎は１９５４年１１月に日本民主党を結成、総裁に就任。首班指名選挙でも左右両社会党の協力を得て、第１次鳩山一郎内閣を。のちに、新生自民党の初代総裁に就任 という小沢一郎と田中角栄合わせたようなスーパー政治家です。


●参考

鳩山兄弟は、母方の祖父が
あの世界一のタイヤメーカーのブリジストン創業者の石橋正二郎です。



鳩山家は講談社、光文社近くの文京区音羽に御殿がありアメリカの新聞に日本のケネディ家と
しかし社会党がその後失速した。大半が現民主党に合流した。
一部、主流派が社会民主党と名前変えた。

戦後の大きな政変の一つです。
おじさんがよく使う政治用語です。